中年男の週末釣り日誌

かみさんとの約束を考えれば、本日の釣行は
お休み･･･。
週末を待ち遠しく、首を伸ばして待っている
中年サラリーマンにとっては、地獄のお預け状態である。

むかし実家で飼われていた、犬のチロが
余にもバカ犬で、親父にひたすら叩き込まれた
唯一の芸が『お預け』であったことを
懐かしく思えると同時に、チロの心境は
いかなるものであったのだろうかと･･･

そんなオサボリーマンに、朝から一通のメールが
『今日は出撃しますかぁ～？』
なんとも空気の読めない、ナオキからのお誘い。
毎日でも出撃したいこの僕が、お預け状態にあるのに･･･
いきたくないはずがありません。

ぼく
『行く方向で動きます。基本は毎週行きたいと思ってるけど、
　かみさんがね～。とにかく準備はしておくね。』
と、返事は返したものの、蛇の生殺し状態じゃないでしょうか･･･。

数分後ナオキ
『仕事何時に終わるかわからんけど、とりあえず行こうかと思ってます（絵文字）
　行くんやったらご一緒にと思ったもんで（♡マーク）』
追伸ナオキ
『今日、大潮みたいっすよ（ブイサイン）
　かみさんに怒られない程度に（しかめっ面）』
ナオキなりに気を使ってくれてますけど
なんとも殺生な･･･

ぼく
『今ナオキからメールがあって今夜是非
　付き合ってもらいたいって･･･
　困るよね～そんなこと当日言われても
　（悲しい顔）でも男としてね～
　どう思う～』
と、清水の舞台から飛び込んでかみさんにメール
かみさん
『そんな行きたい気持ちが滲み出るメールせんでよ（笑）
　今回だけね！翌日釣りのせいで小春との遊びをおろそかに
　しないならいいよ。（OKマーク）』

速攻でぼく
『あざーす！』
そしてナオキに
『許可出ました』


うちのかみさんはとっても優しい奥様です。